◆怒る客!
質屋に査定を頼んで、思ったよりも安い額だった場合、怒ってしまう人がいます。
これは、ギリギリの状況で、大切なものを手放す方よりも、買った額や、定価を考えて、査定額を予想してきた人に多く見られます。
「何で10万で買ったのに、1万なんだ!」など、質屋側からしたら、それなりに一般的な値をつけていたとしても、予想外の安値にカッとなってどなってしまう人が多く、力技で査定額を上げようとします。
ただ、こういう場合のマニュアルはもちろん徹底しており、客が怒ったからと言って、質屋が査定額が上がるという事はありません。
面倒なので、契約自体を断るケースもあります。
◆泣く客!
「怒る客」と同じパターンです。
ただ、この技を使うのは高齢者が多く、ものに対する見方も違うため、大切にしていたものが、思わぬ安値で本当に関しい気持ちになる、というのもあるかもしれません。
しかし、真珠などはいくら高価だった品でも、質屋では基本的に価値がありませんし、着物なども、保管状態がよっぽどよくないと、色褪せやしみ、虫食いが目立ち、なかなか値段をつけるのが難しくなってしまいます。
◆汚れた衣類や下着を持ち込む客
そりゃ、困ります。